伝統のまつり



■三箇菅原神社秋まつり

 三箇菅原神社は、住道町地区の氏神で、祭神は菅原道真公です。大祭は、10月19日・20日で、社地内には稲荷社が鎮座する。天神さんもお稲荷さんも、稲作を中心とする五穀豊穣の神です。往時から秋祭りには、大箇、江ノ口南、江ノ口北、西之口、下野、押廻の計6台のだんじり(地車)が引き出され、社頭に並び、江戸期から、明治、大正、昭和、平成の時代を営々と伝統を築いてきました。
 高度経済成長期の一時期、交通事情の悪化、曳き手の不足、住民の生活意識の多様化とともに、「だんじり」は倉庫に眠ったままで、秋祭りは宵宮だけの活気を失った状態が永らく続いていましたが、各地区での『祭り文化』の伝承気運の盛り上がりとともに、関係者の努力により、今日では、「近郊で一番賑やかだと言われた三箇菅原神社の秋祭り」は、昔日の賑わいを取り戻し、数少ない地域の歴史的伝統行事として受け継がれています。


宵宮

            

            

            

            





本祭り(地車本曳行)


            



            
大箇だんじり会若中


            
江ノ口南若中地車保存会


            
江ノ口北若中地車会


            
西之口若中


            
押廻地車保存会(他地区)               下野地車保存会(他地区)


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